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米大統領警護隊の長官辞任、トランプ氏暗殺未遂受け

AFPBB News 2024年7月24日 12時14分

【AFP=時事】米大統領警護隊(シークレットサービス)のキンバリー・チートル(Kimberly Cheatle)長官が23日、辞任した。前日には警護隊がドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の暗殺未遂事件を防げなかったことを認めていた。


 ペンシルベニア州バトラー(Butler)で13日に行われた選挙集会で20歳の男がトランプ氏を銃撃し負傷させた同事件をめぐり、共和、民主両党の議員がチートル氏の辞任を要求していた。


 共和党のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)下院議長はチートル氏辞任について、「遅過ぎだ。1週間前にそうすべきだった」「共和、民主両党の求めに応じてくれたことについてはうれしく思う」と記者団に語った。


 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、チートル氏が警護隊に30年近く勤めてきたことに謝意を示し、「キャリアを通して、無私無欲で献身し、命懸けで国を守ってきた」とねぎらった。


 バイデン氏は「あの日起きたことは二度と起きてはならないと誰もが分かっている」と述べた上で、新たな長官を近日中に任命すると付け加えた。


 アレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)国土安全保障長官は、新長官発表までは警護隊に24年勤めるベテランのロナルド・ロウ(Ronald Rowe)副長官が長官代行を務めると述べた。


 チートル氏の辞任を受け、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「バイデン・ハリス政権が私を適切に守らなかったから、私は民主主義のために弾丸を受ける羽目になった。そうすることができて光栄の至りだ!」と投稿した。

【翻訳編集】AFPBB News

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