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名門ボルドーが破産申請 90年ぶりアマチュアクラブ降格へ

AFPBB News 2024年7月26日 16時44分

【AFP=時事】サッカーフランス・リーグ1で6度の優勝を誇る名門クラブのボルドー(FC Girondins de Bordeaux)が25日、破産申請を行い、約90年ぶりにアマチュアクラブになることを発表した。


 仏南西部に拠点を置き、1937年にプロクラブとなったボルドーは先日、同国クラブの財務状況の監視団体である「DNCG」の決定を受け入れ、現在のリーグ2(2部)から3部に降格することを明らかにしていた。


 4000万ユーロ(約66億5000万円)の負債を埋める必要がある中で、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)を所有するフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)と売却交渉を行っていたが、今月に入り同グループは話し合いから撤退していた。


 ボルドーは2009-10シーズンに最後のリーグ1制覇に加え、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でも8強入りの好成績を記録していたが、それからわずか12年後の2022年に2部降格となった。


 クラブにはこれまで多くの有名選手が在籍しており、元フランス代表でW杯(World Cup)優勝メンバーのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏をはじめ、ビシェンテ・リサラス(Bixente Lizarazu)氏やクリストフ・デュガリー(Christophe Dugarry)氏、現役のフランス代表選手ではスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーするオーレリアン・チュアメニ(Aurelien Tchouameni)らがプレーしていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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