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西側はイスラエル支援停止を イラン大統領

AFPBB News 2024年8月8日 10時14分

【AFP=時事】イランのマスード・ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領は7日、イスラム組織ハマス(Hamas)の最高指導者だったイスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏殺害をめぐって緊張が高まる中、米国をはじめとする西側諸国に対し、イスラエルへの支援を停止するよう求めた。


 ペゼシュキアン氏のウェブサイトによると、同氏はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領との電話会談で、「米国と西側諸国がこの地域(中東)での戦争と不安定化を防ぎたいのであれば、シオニスト政権(イスラエル)への兵器の販売と支援を直ちに停止すべきだ」と述べた。


 さらに「米国と西側諸国は、国際法規を一切守らない政権を支援している」と付け加えた。


 ハニヤ氏が先週イランの首都テヘランで殺害されたのを受け、イランとイスラエルの間での軍事的緊張が高まるのではないかと懸念されている。


 イランとハマスは、ハニヤ氏殺害はイスラエルの仕業だとして、相次いで報復を宣言している。ただし、イラン政府は、これ以上のエスカレーションを求めていないとしている。


 ペゼシュキアン氏は「イラン・イスラム共和国は戦争を回避して世界の平和と安定を築くことを基本原則の一つと考えている」「だが、自国の利益と安全が侵害されるのならば、決して黙っていない」と述べた。そうした際にも「条約や国際法の枠組み内」で対応するとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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