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アルゼンチン大統領、「進歩主義の偽善」批判 前任者のDV疑惑受け

AFPBB News 2024年8月8日 13時12分

【AFP=時事】アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領は7日、左派のアルベルト・フェルナンデス(Alberto Fernandez)前大統領がドメスティック・バイオレンス(DV)で告訴されたのを受け、「進歩主義の偽善」を批判した。


 フェルナンデス氏の元恋人ファビオラ・ヤネス(Fabiola Yanez)さん(43)は6日、交際中にフェルナンデス氏に殴られたと告訴した。昨年のフェルナンデス氏の退任後、二人は破局していた。


 ミレイ氏はX(旧ツイッター)への長文投稿で、フェルナンデス氏のDV疑惑は、左派が「『ジェンダー政策』と呼ぶ詐欺行為」が「進歩主義の偽善」だったことを浮き彫りにしたと主張した。


 ミレイ氏は昨年12月に就任して以降、女性・ジェンダー・多様性省と反差別機関を廃止し、軍でのジェンダー包摂的言語の使用を禁止した。


 ミレイ氏はXへの投稿で、「性差別的、暴力的、女性蔑視的」で権利を縮小しているとの政権批判に反論。


「何年も前から主張しているように、サイコパスが女性に振るう暴力の解決策は、女性省の創設でも、何千人もの不要な公務員を雇うことでもない」「犯罪を減らす唯一の解決策は、犯罪者を厳しく処罰することだ」とつづった。

【翻訳編集】AFPBB News

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