Infoseek 楽天

トランプ氏、司法省に147億円の損害賠償請求 22年の家宅捜索めぐり

AFPBB News 2024年8月13日 10時35分

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は、連邦捜査局(FBI)が2022年にフロリダ州の自邸を家宅捜索して機密文書を押収したのは「政治的迫害」に当たるとして、司法省を相手取り1億ドル(約147億円)の懲罰的損害賠償を請求する訴訟を起こした。


 訴訟は先週、提起され、12日に明らかになった。メリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官とクリストファー・レイ(Christopher Wray)FRB長官がトランプ氏を「傷つけようとした」と主張している。


 トランプ氏は連邦不法行為請求権法(FTCA)に基づき、1億ドルの損害賠償を請求。さらに少なくとも1500万ドル(約22億円)の訴訟費用の支払いも求めている。


 司法省は180日以内に対応する必要がある。和解できなければ、連邦裁判所で審理されることになる。


 トランプ氏は大統領退任時にホワイトハウス(White House)から機密文書を持ち出し、自邸で保持したとして、フロリダ州の大陪審に31の訴因で起訴された。しかし、同州の連邦地裁は先月、トランプ氏の訴追を指揮したジャック・スミス(Jack Smith)特別検察官の任命が違法だったとして、起訴を棄却している。

【翻訳編集】AFPBB News

この記事の関連ニュース