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イスラエル外相、同盟諸国に「反撃への加勢」期待 イランの攻撃あれば

AFPBB News 2024年8月17日 11時7分

【AFP=時事】イスラエルのイスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は16日、中東エルサレム(Jerusalem)で行われた英仏外相との会談で、イスラエルがイランから攻撃を受けた場合、同盟諸国に「反撃への加勢」を期待していると述べた。だが、フランスのステファヌ・セジュルネ(Stephane Sejourne)外相はこの発言を「不適切」と見なした。


 イランおよび中東の同盟勢力は、テヘランで暗殺されたイスラム組織ハマス(Hamas)の政治的指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏ら重要人物の暗殺について、イスラエルの仕業だと非難し、報復を宣言している。一方、イスラエルは関与を否定している。


 イスラエル外務省によると、カッツ氏はイスラエルを同時訪問したフランスのセジュルネ外相、英国のデービッド・ラミー(David Lammy)外相に対し、「イランが攻撃してきた場合、わが国は同盟国に対し、防衛だけでなく、イラン国内の重要目標に対する攻撃への加勢も期待している」と語った。


 だが、セジュルネ仏外相は会談後、記者団に対し、「われわれは現在、外交的解決へ向けた取り組みを進めている。そうした中で(イランがイスラエルを攻撃した場合の)イスラエルの対応について話すのは不適切だ。われわれはイランの報復を防ぐために努力している」と語った。


 一方、イスラエルは、米国のロイド・オースティン(Lloyd Austin)国防長官から、「イスラエル防衛の準備はできている」と改めて言質を取ったと述べた。


 カタールの首都ドーハでは、イスラエルと米国、仲介国のエジプト、カタールによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での停戦交渉が行われている。

【翻訳編集】AFPBB News

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