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ウクライナが原発攻撃試み プーチン氏

AFPBB News 2024年8月23日 9時21分

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は22日、ウクライナがロシア西部クルスク(Kursk)州にあるクルスク原子力発電所への攻撃を試みたと非難した。同原発は、ウクライナ軍が大規模な越境攻撃を仕掛けている地点から約50キロの位置にある。


 プーチン氏はテレビ中継された政府会合で、「敵は夜間にクルスク原発への攻撃を試みた。国際原子力機関(IAEA)に報告済みだ」と述べた。だが、この主張に関する証拠を提示せず、攻撃疑惑についてそれ以上は語らなかった。


 IAEAは声明で、クルスク原発の使用済み燃料貯蔵施設から約100メートル離れた場所で、無人機の残骸が見つかったとロシアから通知されたと述べた。


 今月6日にウクライナ軍がクルスク州への越境攻撃を開始して以来、ロシアはクルスク原発が攻撃される恐れがあると繰り返し訴えており、IAEAのラファエル・グロッシ(Rafael Grossi)事務局長が来週、同原発を視察するという。


 ロシアメディアはこれまでのところ、同原発への攻撃の試みについて報じていない。


 クルスク州のアレクセイ・スミルノフ(Alexei Smirnov)知事代行はプーチン氏に対し、原発は通常運転していると報告した。


 プーチン氏の主張に対し、現時点でウクライナ側は反応していない。

【翻訳編集】AFPBB News

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