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低調続くアルピーヌ、来季の正ドライバーにドゥーハン起用

AFPBB News 2024年8月24日 15時8分

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で低調が続くアルピーヌ(Alpine F1)は23日、来季の正ドライバーとしてオーストラリア出身のジャック・ドゥーハン(Jack Doohan)を起用すると発表した。


 ロードレース世界選手権の500ccクラスで通算5度の総合優勝を誇る伝説的ライダー、ミック(Mick Doohan)氏を父親に持つ21歳のドゥーハンは、リザーブドライバーから昇格し、2025年シーズンからピエール・ガスリー(Pierre Gasly)とタッグを組む。


 アルピーヌは声明で、「未来の成功構築に向けたドライバーラインアップにおいて、ピエールとジャックは若さと経験のバランスをチームにもたらす」と期待を寄せた。


 今季のアルピーヌは、ガスリーが9位と10位を2度ずつ記録する計6ポイントにとどまり、コンストラクターズ選手権で10チーム中8位に沈んでいる。


 来季からハース(Haas F1 Team)に移籍するチームメートのエステバン・オコン(Esteban Ocon)もここまで計5ポイントしか稼げず、この「いらだたしい」シーズンにおいて「特定の分野で十分な改善」が見られていないと話していた。


 アルピーヌはチーム上層部も入れ替えており、今週末の第15戦オランダGP(Dutch Grand Prix 2024)から36歳のオリバー・オークス(Oliver Oakes)氏が代表を務める。


 チームは昨年、オットマー・サフナウアー(Otmar Szafnauer)代表が離脱し、その後任として当初は暫定ながらもブルーノ・ファミン(Bruno Famin)氏がトップを務めていたが、それも1年間で終わった。

【翻訳編集】AFPBB News

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