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大坂なおみ、優勝2回の全米OPで復活目指す

AFPBB News 2024年8月25日 11時8分

【AFP=時事】女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が24日、全米オープン(US Open Tennis Championships 2024)に向けた記者会見に臨み、復帰後は調子が安定しない中で、2度の優勝を飾っているこの大会をターニングポイントにしたいと語った。


 長女のシャイ(Shai)ちゃん出産のために1年3か月休養し、昨年末に復帰した大坂は、今回の全米オープンはワイルドカード(主催者推薦)で本戦に出場する。大坂は「昨年はスタンドから見ていて、次は自分がベストを尽くす大会にしようと心に決めた」と話し、「ここか日本、もしくはアジア遠征に全力を注いで、それでどうなるか見てみたい」と語った。


 復帰後の大坂は、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)で初戦敗退に終わると、全仏オープン(French Open 2024)は2回戦でイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を残り1ポイントまで追い詰めたが逆転負け。ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は2回戦、パリ五輪は1回戦で姿を消した。


 シンシナティ・オープン(Cincinnati Open 2024)の予選で敗退した後にはSNSで「自分の体じゃないみたい」と打ち明けた。大坂は「打てると分かっている球を打てない感覚だった」と説明し、「思い通りにボールをコントロールできない感じで、最高にフラストレーションがたまった」と続けた。


 復帰後に時折かつての強さを示せている点には、自分でも「すごく良いプレーに少し驚くときがあった」とコメント。「もちろんトップ10に入りたいし、いろいろ目標はあるが、頭のどこかでは走ることも、腹筋もできなかったことを覚えている」と語った。


 今年はクレー(土)からグラス(芝)、再びパリ五輪のクレーと、普段にはないコートの切り替えがあった。その後、ハードコートでじっくり練習を積む中で、大坂は自信が深まるのを感じている。


「今はかなり感触がよくなっている。すごく高いレベルで練習ができているし、試合でもすごく高いレベルのプレーができるのではないかと期待している」

【翻訳編集】AFPBB News

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