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パキスタンでバスの転落事故相次ぐ 36人死亡

AFPBB News 2024年8月26日 15時12分

【AFP=時事】パキスタンで25日、バス転落事故が相次いで発生し、少なくとも36人が死亡した。救助および警察当局が発表した。


 パンジャブ(Punjab)州北部カフタ(Kahuta)近郊の峡谷で起きた転落事故では、乗客乗員24人全員が死亡した。


 病院に駆けつけた遺族の女性はAFPに、父親、女のきょうだい、1歳のおいを亡くしたと話した。


 バルチスタン(Balochistan)州のマクラン沿岸ハイウエー(Makran Coastal Highway)起きた別の事故では、巡礼のためにイランへと向かっていたが入国できず引き返してきたバスが谷に転落。12人が死亡した。


 事故現場はイラン国境近郊の町ピシン(Pishin)から約500キロ離れた山岳地帯だった。


 地元当局は「バスは(イラクの宗教行事)アルバイン(Arbaeen)の巡礼者を乗せていたが、書類に不備がありイラン国境で追い返されていた」と明らかにした。


 アルバインをめぐっては、20日にもパキスタン人の巡礼者51人を乗せたバスがイランの検問所で横転・炎上し、28人が死亡している。

【翻訳編集】AFPBB News

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