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米インド首脳、ウクライナ紛争の平和的解決支持を確認

AFPBB News 2024年8月27日 11時38分

【AFP=時事】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は26日、自身の先週末のウクライナ訪問を踏まえてジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と電話会談を行った。米政権はモディ氏が、ウクライナ側が望む停戦案を支持することを期待するとしている。


 ロシア・モスクワを先月訪問し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と抱擁してウクライナ人の怒りを買ったモディ氏は23日、ウクライナの首都キーウを訪れ、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領に対し、「いかなる問題も戦場で解決すべきではない」と伝えた。


 インド外務省は、モディ氏はバイデン氏に対しても「対話と外交を支持するインドの一貫した姿勢を改めて強調し、早期の平和と安定の回復への全面的支持を表明した」としている。


 一方、米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官はバイデン氏の会談での反応について記者団に質問されたのに対し、「われわれは、公正な平和に向けたゼレンスキー大統領の努力を支援したいと考える全ての国を歓迎する」と述べた。


 ホワイトハウスはこの後、バイデン氏は「(モディ氏の)平和のメッセージと、特にエネルギー部門におけるウクライナへの継続的な人道支援」について「称賛した」とする、会談の要約を公開した。


 ゼレンスキー氏は、ロシアが占領する領土の全面返還を求めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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