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サバレンカが全米OP初優勝 ペグラとの熱戦制しGS3勝目

AFPBB News 2024年9月8日 9時49分

【AFP=時事】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)は7日、女子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は7-5、7-5で第6シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)に勝利し、四大大会(グランドスラム)通算3勝目となる優勝を果たした。


 サバレンカは40本のウイナーを決め、2連覇中の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)に続くグランドスラムタイトルを獲得。同一年にハードコートのグランドスラム2大会を制した女子選手は、2016年のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)以来となる。


 昨年は準優勝、2021年と2022年はベスト4だったサバレンカは、「言葉がない。全米オープンのタイトルには何度も迫っていたが、やっと取れた」と喜び、「夢を諦めない。努力する。自分がすごく誇らしい」と話した。


 一方のペグラも、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2024)で優勝、シンシナティ・オープン(Cincinnati Open 2024)でサバレンカに次ぐ準優勝を果たして大会入りすると、準々決勝では世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を撃破し、夏のハードコートシーズンを16戦15勝として決勝に勝ち上がっていた。


 この試合も勇敢に戦い、第2セットはゲームカウント0-3と先行されてさらにブレークのピンチを迎えたところから一時は5-3と逆転したが、最後は力尽きた。


 ペグラは「少なくとも1セットは取らせてもらえたらと思っていた。彼女とは2週間前のシンシナティでもタフな試合になったし、世界最高の選手の一人」と話し、「すごくパワフルで、ほとんど隙をつくらない。ラケットが吹き飛びそうなショットを打つ」とサバレンカを称賛。「試合に踏みとどまって、チャンスをつかみ続けられただけでもよかった」と振り返った。

【翻訳編集】AFPBB News

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