Infoseek 楽天

京浜エリア、世界の科学技術クラスターでトップ維持 WIPO

AFPBB News 2024年8月28日 16時17分

【AFP=時事】世界知的所有権機関(WIPO)が27日に発表した世界の「科学技術(S&T)クラスター」ランキングで、東京-横浜(京浜)エリアが例年に続きトップを維持した。


 中国の深セン(Shenzhen)-香港-広州(Guangzhou)エリアも引き続き2位。3位には韓国ソウルを抜いて北京が浮上した。


 特許とイノベーションを扱う国連(UN)機関であるWIPOは毎年、「グローバル・イノベーション・インデックス(GII)」で、特許出願と科学論文発表が集中している地域を指す「科学技術クラスター」の世界の上位100エリアを発表している。


 WIPOによると、上位100エリアの中で最多を占めたのは2年連続中国で、今年は26エリア(前年比2エリア増)、次いで米国が20エリアだった。


 また1位の京浜エリア、2位の深セン-香港-広州エリアだけで、世界の特許出願のほぼ5分の1を占めており、それぞれ日本の三菱電機(Mitsubishi Electric)と中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)がけん引している。


 WIPOによると、トップ10はほぼ不動だが、それ以下では中所得国が最も顕著な成長を示している。


■2024年版・科学技術(S&T)クラスター 

上位15エリア


1.東京-横浜(京浜、日本)


2.深圳-香港-広州(中国)


3.北京(中国)


4.ソウル(韓国)


5.上海-蘇州(Suzhou、中国)


6.サンノゼ(San Jose)-サンフランシスコ(米国)


7.大阪-神戸-京都(京阪神、日本)


8.ボストン(Boston)-ケンブリッジ(Cambridge、米国)


9.南京(Nanjing、中国)


10.サンディエゴ(San Diego、米国)


11.ニューヨーク市(米国)


12.パリ(フランス)


13.武漢(Wuhan、中国)


14.杭州(Hangzhou、中国)


15.名古屋(日本)




【翻訳編集】AFPBB News

この記事の関連ニュース