Infoseek 楽天

南アがNZとの激戦制す 豪も劇的逆転勝ち ラグビー南半球対抗

AFPBB News 2024年9月1日 12時17分

【AFP=時事】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2024)は31日、第3節が各地で行われ、南アフリカが31-27でニュージーランドから劇的な逆転勝利を収めた。


 昨年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)決勝の再戦となる顔合わせで、試合はミスの少ないニュージーランドが4トライを決めて53分までに27-17のリードを築き、試合の大半を通じて勝利に近いように見えた。


 しかし、交代出場のオファ・トゥンガファシ(Ofa Tu'ungafasi)がイエローカードを受けると、南アフリカが最後に気持ちで上回り、残り11分で2トライを奪取。14点を奪うと相手に得点は許さず、激戦を制した。


 この勝利で、南アフリカは勝ち点を14に伸ばし、ニュージーランドは6となっている。両者は8日の次節、ケープタウン(Cape Town)で再び顔を合わせる。


 南アフリカでは、決勝トライを挙げたグラント・ウィリアムス(Grant Williams)の他に、クワッガ・スミス(Kwagga Smith)とボンギ・ムボナンビ(Bongi Mbonambi)もトライを記録。サシャ・ファインバーグ・ムゴメズル(Sacha Feinberg-Mngomezulu)はコンバージョンとペナルティーゴール(PG)で16点を稼いだ。


 ニュージーランドはケイレブ・クラーク(Caleb Clarke)が2本、コディー・テイラー(Codie Taylor)とジョーディー・バレット(Jordie Barrett)が1本ずつトライを奪い、ダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)がコンバージョン2本、PG1本を決めた。


 オーストラリアは敵地でアルゼンチンに20-19で競り勝ち、ラグビーチャンピオンシップでの連敗を8で止めた。オーストラリアの同大会勝利は2022年の南アフリカ戦以来。0-10と先行される展開から、後半ロスタイムにSOベン・ドナルドソン(Ben Donaldson)が決勝PGを決めた。

【翻訳編集】AFPBB News

この記事の関連ニュース