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シナーが全米OP8強入り メドベージェフと激突へ

AFPBB News 2024年9月3日 13時53分

【AFP=時事】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が7-6(7-3)、7-6(7-5)、6-1で第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を下し、準々決勝で第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と激突することが決まった。


 今季の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を制しているシナーは、第1セット1-4から立て直し、2度目の全米オープン8強入りを果たした。


 試合後にはメドベージェフ戦に向けて「再びタフな試合になるだろう。ラリーの数が増えるから、フィジカル面で準備ができている必要がある」と話した。


 一方、2021年大会覇者で昨年準優勝のメドベージェフは6-0、6-1、6-3でヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)に圧勝した。


 今大会は連覇を狙った優勝4回のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と2022年大会覇者のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が1週目に敗退しており、メドベージェフが勝ち残っている中で唯一の優勝経験者となっている。


 シナーとメドベージェフの対戦は、これが今季4度目となる。全豪オープン決勝ではシナーが2セットダウンから逆転で優勝を果たし、続くマイアミ・オープン(Miami Open 2024)準決勝でも勝利したが、直近の顔合わせとなったウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)準々決勝はフルセットの末にメドベージェフが制している。


 メドベージェフも「全豪オープンのときよりもウィンブルドンのときのことを考えるようにしたい」と話し、「お互いのテニスや手の内を分かっている」とコメント。デュースやブレークポイントといった勝負どころでのプレーの選択がカギになると語った。


 第25シードのジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)はトマス・マハッチ(Tomas Machac、チェコ)を6-3、6-1、6-2で退け、英国男子としては2016年のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)以来となる準々決勝進出を果たした。


 次戦は4強入りを懸け、第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur)と対戦する。デミノーはジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson)とのオーストラリア勢対決を6-0、3-6、6-3、7-5で制してベスト8に勝ち残った。

【翻訳編集】AFPBB News

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