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豪まさかの黒星発進、サウジや韓国はドロー W杯アジア最終予選

AFPBB News 2024年9月6日 11時1分

【AFP=時事】2026年サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア最終予選は5日、各地で試合が行われ、グループCのオーストラリアはホームでバーレーンに0-1で敗れ、まさかの黒星発進となった。


 豪北東部クイーンズランド(Queensland)州ゴールドコースト(Gold Coast)で行われたこの一戦で、オーストラリアは守備的なプレーを見せる相手に対して流動性を欠く中、77分にFWクシニ・イェンギ(Kusini Yengi)が相手へのハイキックで一発退場となり、一転して10人での戦いを強いられる不利な状況に陥った。


 その後、試合はそのままスコアレスドローに向かうかと思われたが、89分にDFハリー・スッター(Harry Souttar)がオウンゴールでネットを揺らしてしまった。


 同じグループCでは、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督が率いるサウジアラビアがホームでインドネシアと対戦し、世界ランキングで77位も格下の相手に1-1で引き分けるという思わぬ結果となった。


 サウジアラビアは試合時間残り12分でサレム・アル・ダウサリ(Salem Al-Dawsari)のPKが相手GKマールテン・パエス(Maarten Paes)に阻まれ、勝ち越しの絶好のチャンスをふいにした。


 グループBでは、本大会初出場を目指すパレスチナが観客席6万6000を誇る敵地ソウルワールドカップ競技場(Seoul World Cup Stadium)で韓国に0-0で引き分け、見ごたえのある戦いぶりで貴重な勝ち点1を手にした。


 韓国は終盤のパレスチナのチャンスをGK趙賢祐(Jo Hyeon-woo、チョ・ヒヌ)が阻み、困惑するような敗戦は免れた。


 グループAでは、アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)王者カタールがホームでアラブ首長国連邦(UAE)と対戦し、1-0でのリードを守れず1-3で敗れた。

【翻訳編集】AFPBB News

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