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19歳ベアマン、マグヌッセンの代役でハースデビューへ

AFPBB News 2024年9月7日 10時35分

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)は6日、累積ペナルティーで1レースの出場停止処分を受けたケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)に代わり、19歳のオリバー・ベアマン(Oliver Bearman)を次週の第17戦アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2024)に起用すると発表した。


 ベアマンは今季第2戦のサウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2024)でも、虫垂炎で入院したフェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)の代役を務め、7位の好成績を収めた。


 ニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)のチームメートとして次戦に臨むことになったベアマンは、「リザーブドライバーとしてレースに出場するのは、準備時間が限られているなどより困難な状況であるのは確かだが、幸い今年はフェラーリでも代役を務めていたから、少なくともその経験を生かすことができる」と語った。


「それに、ハースのVF-24では今季すでに4回のフリーセッションをこなしているから、バクー(市街地サーキット<Baku City Circuit>)での週末のフルレースに取り組む上で、それも貴重な経験になるのは間違いない」


 ハースの小松礼雄(Ayao Komatsu)代表も、「オリーがバクーでニコと一緒にVF-24を駆ることにわくわくしている」「今回は週末のレース全体を通してのことだし、オリーとチームが一緒に仕事をする上で、これはもう一つの素晴らしい機会になる」と期待を寄せた。


 前週末の第16戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2024)では、マグヌッセンがアルピーヌ(Alpine F1)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)と接触し、ここ12か月間におけるペナルティーが合計12ポイントに達して出場停止処分を科された。10年前にこの規則が導入されて以降、処分が科されたのはマグヌッセンが初めてとなる。

【翻訳編集】AFPBB News

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