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猫救助しようと骨折り損 高速道路で玉突き事故 米

AFPBB News 2024年9月7日 14時55分

【AFP=時事】米国の高速道路で立ち往生していた子猫を助けようとした動物好きのカップルが車を止めて救助に走ったことから、3台が絡む玉突き事故が発生した。


 カリフォルニア州ハイウエー・パトロールのハビエル・ナバロ(Javier Navarro)氏によれば、カップルは4日、ロサンゼルス近郊の州道91号線を東に向かって車で走行中に道路で野良猫を見掛けた。


 運転していた女性は次の出口で下り、猫を捜すためにUターン。「カープール・レーン」と呼ばれる一番内側の車線を時速56キロに減速して走行し、猫を見つけると、同乗していた男性が車から飛び降りて捕まえた。


 しかし、その間に渋滞が発生。ナバロ氏によると、後方から来た1台のドライバーが、渋滞した車列への追突を避けようと左にハンドルを切り、最後尾の車の後部に追突。押し出された車のドライバーは、猫を抱えている男性を避けようと右にハンドルを切り、車線を突っ切ってトラックに衝突した。


 一方、猫を抱いていた男性は、突っ込んでくる車を避けようと中央分離帯を飛び越えたが、その際に猫を落としてしまった。


 この事故で車3台が損壊したが、負傷者は出なかった。


 問題の雄の子猫は、車にひかれることも、けがをすることもなく、自力で高速道路を渡ったという。

【翻訳編集】AFPBB News

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