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南ア主将コリシがシャークス復帰 仏ラシンを退団

AFPBB News 2024年9月10日 12時9分

【AFP=時事】ラグビーフランスリーグ・トップ14のラシン92(Racing 92)を退団した南アフリカ代表主将のシヤ・コリシ(Siya Kolisi)が、母国の古巣シャークス(Sharks)に復帰した。シャークスが9日に発表した。


 33歳のコリシは8日にラシンと結んでいた3年契約を打ち切った。ラシンでの1年目となった昨季は、けがでわずか出場18試合にとどまっていた。


 家族が仏パリでの生活に馴染めなかったとも伝えられていた中、コリシは「家族が南アフリカを恋しがっていた。帰国するときが来た。母国へ戻ることを了承してくれたラシンに感謝したい」「ダーバン(Durban)に戻ってシャークスに復帰できてわくわくしている。家族と自分はダーバンとその人々が大好きだ」と述べた。


 コリシは2013年に代表デビューを果たし、5年後に黒人選手では史上初めてスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)の主将に就任。2019年と23年のW杯(Rugby World Cup)では母国の連覇に貢献した。


 シャークスはブルズ(Blue Bulls)やライオンズ(Lions)、ストーマーズ(Stormers)と並ぶ南アフリカの強豪で、昨季のヨーロピアンラグビーチャレンジカップ(European Rugby Challenge Cup)を制した。

【翻訳編集】AFPBB News

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