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マンU監督は消極的すぎとロナウド 常に優勝目指すべきと主張

AFPBB News 2024年9月12日 15時17分

【AFP=時事】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、イングランド・プレミアリーグの古巣マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を率いるエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督の姿勢は消極的すぎると指摘し、クラブに「根本的な改革」が必要な状況でもリーグ優勝を目指すべきだと話した。


 ロナウドは2度目のユナイテッド在籍時にテン・ハーフ監督と対立し、2022年末にクラブを退団。現在はサウジアラビアのアル・ナスル(Al Nassr)でプレーしている。


 テン・ハーフ監督は、過去2シーズンでフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2022-23)とFAカップ(FA Cup 2023-24)を制し、さらなるタイトル獲得にも「かなり自信はある」と発言しているが、一方で7月には2013年を最後に遠ざかっているプレミアリーグ制覇にはまだ「遠い」と語っていた。


 ロナウドは、12日に公開予定のリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)氏のポッドキャスト番組で、「(ユナイテッドは)すべてを再構築する必要がある」と認めつつ、「監督がリーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝は争えないなんて言ってはいけないと思う」と語った。


 昨季のユナイテッドはFAカップ決勝でマンチェスター・シティ(Manchester City)を破り優勝したが、リーグ戦では8位と最悪のシーズンを送り、今季も開幕からの3戦ですでに2敗を喫している。


 ロナウドは「再建には時間が必要」と理解も示し、「彼らもそのことを分かっている。これが唯一の道」と話した。


 ユナイテッドでは2月に英資産家のジム・ラトクリフ(Jim Ratcliffe)氏が株式を取得して運営権を手に入れ、以来、クラブ内の組織構造には大きな変化がもたらされている。ロナウドも「未来は明るいと信じている」としつつ、「タレントに頼ってはいけない。選手だけでなく、クラブやすべてが一体とならなくてはいけない」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

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