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米国選抜が初日リード 世界1位コルダが2勝の活躍 ソルハイム杯

AFPBB News 2024年9月14日 11時55分

【AFP=時事】米国選抜と欧州選抜による女子ゴルフの対抗戦、第19回ソルハイムカップ(Solheim Cup 2024)は13日、米フロリダ州ゲーンズビル(Gainesville)のロバート・トレント・ジョーンズGC(Robert Trent Jones GC、パー72)で開幕し、米国選抜は世界ランキング1位のネリー・コルダ(Nelly Korda)が2勝を挙げる活躍をみせ、初日では過去最多に並ぶポイント差の6対2で欧州選抜をリードした。


 米国選抜は午前中のフォアサムで3対1とリードすると、午後のフォアボールも3対1とし、8試合を終えた時点では1990年の第1回大会に並ぶ最大ポイント差を築いた。主将のステーシー・ルイス(Stacy Lewis)は初日を振り返り、「とても良い日だった」「望み通りのプレーができていた。とにかく、選手たちが信じられないようなゴルフを見せてくれた」とコメントした。


 コルダは午前中のフォアサムでアリセン・コーパズ(Allisen Corpuz)とペアを組み、最後の3ホールを奪うなどしてパリ五輪銀メダリストのエスター・ヘンゼライト(Esther Henseleit、ドイツ)とチャーリー・ハル(Charley Hull、イングランド)のペアを3&2で下した。


 午後のフォアボールではミーガン・カーン(Megan Khang)と組んだコルダは、約1.8メートルのイーグルパットを決めるなどし、大会無敵を誇っていたジョージア・ホール(Georgia Hall、イングランド)/レオナ・マグワイア(Leona Maguire、アイルランド)組に6&4で勝利した。


 初日で少なくとも各3ホール差をつけて2勝を挙げたのは、米国選抜ではコルダが史上初。大会を通じてはカリン・コーク(Carin Koch、スウェーデン)が2002年に、欧州選抜の主将を務めるスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)が2003年に達成している。


 コルダはこの日、プレーしたパー5の8ホールを全てで相手を下すなど、各試合8ホールずつものにし、初日では2015年大会以来最多の合計16ホールを制した。


 米国選抜は2017年大会を最後にソルハイムカップを手にしておらず、今大会では欧州選抜が前人未踏の4連覇を目指している。


 初日は米国のバラク・オバマ(Barack Obama)元大統領が観戦に訪れ、コルダ/カーン組に1番のティーオフで声援を送っており、カーンは「とにかく打ち負かせと言われた」と明かした。

【翻訳編集】AFPBB News

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