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米国選抜がソルハイム杯制す、17年以来の優勝

AFPBB News 2024年9月16日 11時45分

【AFP=時事】米国選抜と欧州選抜による女子ゴルフの対抗戦、第19回ソルハイムカップ(Solheim Cup 2024)は15日、米フロリダ州ゲーンズビル(Gainesville)のロバート・トレント・ジョーンズGC(Robert Trent Jones GC、パー72)で最終日が行われ、米国選抜が15.5対12.5で2017年以来となる優勝を飾った。


 10対6でリードし、最終日の個人戦12試合で4勝1引き分けとすれば優勝という状況だった米国選抜は、前半で3勝した後、終盤まで勝負を決めることができなかったが、9試合目でリリア・ブ(Lilia Vu、米国)が0.5ポイントを獲得して決着をつけた。


 初出場となった欧州選抜のアルバン・バレンズエラ(Albane Valenzuela、スイス)に対して、残り2ホールで2ダウンの状況だったが、17番のバーディーで追い上げると、18番でもアプローチをピンそばに寄せてタップインバーディーを奪い、引き分けに持ち込んだ。


 これによって米国選抜は得点を14.5点に伸ばして優勝を確定させた。ソルハイムカップはこのところ欧州選抜の優勝が2回、引き分けが1回だった。通算ではこれで米国選抜の11勝7敗1分となった。


 米国選抜のステーシー・ルイス(Stacy Lewis)主将は、「すごく気持ちがいい。見ていてとてもはらはらしたが、選手を誇りに思う」と話し、「本当にどちらに転んでいてもおかしくなかった」と振り返った。


「チームをとにかく誇りに思う。リリアの最後は信じられなかった。まさしく世界最高峰の選手に期待されるプレーだった」


 対する欧州選抜は、優勝するには米国開催大会では初となる8勝を挙げる必要があったが、過去最高に並ぶ最終日の逆転劇は実現できず、前人未到の4連覇には届かなかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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