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3日間でヒズボラの標的2000か所以上攻撃 イスラエル軍

AFPBB News 2024年9月26日 15時23分

【AFP=時事】イスラエル軍は25日、今週に入ってからの3日間でレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)の標的2000か所以上を攻撃したと明らかにした。


 イスラエル軍のダニエル・ハガリ(Daniel Hagari)報道官は記者団に対し、「過去3日間でレバノンのテロリスト標的を2000か所以上攻撃し、きょうだけでも数百の標的を攻撃した」と述べた。


 レバノン保健省は、25日の攻撃で72人が死亡、約400人が負傷したと発表した。


 23日の攻撃では少なくとも558人が死亡し、1975年から1990年まで断続的に続いたレバノン内戦以降、1日の犠牲者としては最多を記録した。


 イスラエル軍は、「北方作戦」のため予備旅団2個に招集をかけたとし、これにより「テロ組織ヒズボラとの戦闘継続が可能になる」としている。


 一方、親イランの民兵諸派連合「イラクのイスラム抵抗運動(Islamic Resistance in Iraq)」は25日、イスラエル南部の紅海(Red Sea)に面するエイラート(Eilat)を攻撃したと発表した。


 この攻撃についてイスラエル軍は、エイラートに接近する無人機1機を迎撃したとし、また別の1機は同地に落下したと明らかにした。2人が軽傷を負ったという。


 国連(UN)の国際移住機関(IOM)によれば、レバノンでは今週これまでに約9万人が避難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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