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イスラエル軍、ヒズボラの無人機部隊責任者を殺害

AFPBB News 2024年9月27日 18時43分

【AFP=時事】レバノン首都ベイルート南部の住宅街にイスラエル軍が行った爆撃で26日、イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)の無人機部隊の責任者が殺害された。ヒズボラとイスラエル軍がそれぞれ発表した。


 先に発表したのはイスラエル軍で、「ヒズボラの航空部隊の指揮官」を戦闘機で狙い排除したと明らかにした。


 ヒズボラ側の発表によると、殺害されたのはモハメド・スルール(Mohammed Srur)氏で1973年生まれだという。


 ヒズボラが拠点の一つを構える首都ベイルート南部の人口密集地域では、組織の高官を狙った攻撃がここ1週間で4回実施されている。


 レバノン保健省は、イスラエルの攻撃により2人死亡、15人が負傷したと発表。女性1人が重傷とした。


 ヒズボラに近い情報筋によると、スルール氏は組織の上級アドバイザーの一人で専門は数学。かつて、イエメンの親イラン武装組織フーシ派(Huthi)戦闘員を訓練する目的で派遣されたこともあるという。


 レバノンの国営通信社NNAは、同日の攻撃について、イスラエル軍の「ミサイル3発」が「10階建ての集合住宅」に着弾したと報じた。

【翻訳編集】AFPBB News

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