【AFP=時事】東京都台東区の上野動物園(Ueno Zoological Gardens)で飼育されてきたジャイアントパンダの「リーリー」と「シンシン」が治療を受けるために29日、中国に返還されるのに合わせ、最終観覧日となった28日には2頭に別れを告げるため、園の外には朝から2000人を超える来園者が長い列をつくった。
詰め掛けた人々の中には、パンダをあしらったTシャツや帽子などを着用した人も。涙ぐみながら自撮りをしたり、リーリーとシンシンに懸命に手を振ったりする姿も見られた。
毛布やキャンプ用のいすを持参して徹夜で並んでいた人々もおり、前日の夜10時ごろに来たという女性は、リーリーとシンシンを見ていると気持ちが落ち着き、笑顔になれると話した。
別の女性は、リーリーとシンシンは「私にとって太陽のような存在」だとし、2頭の笑顔を見ているとどんな悩みも吹き飛んでしまうと語り、「感謝してもしきれない」と涙ぐんだ。
リーリーとシンシンは2011年に上野動物園にやってきた。当初は2026年2月まで上野動物園で飼育管理される予定だったが、19歳ということもあり、健康面の懸念から、日中両国の関係者は、今のうちに帰国するのが望ましいとの点で合意に至った。
【翻訳編集】AFPBB News
詰め掛けた人々の中には、パンダをあしらったTシャツや帽子などを着用した人も。涙ぐみながら自撮りをしたり、リーリーとシンシンに懸命に手を振ったりする姿も見られた。
毛布やキャンプ用のいすを持参して徹夜で並んでいた人々もおり、前日の夜10時ごろに来たという女性は、リーリーとシンシンを見ていると気持ちが落ち着き、笑顔になれると話した。
別の女性は、リーリーとシンシンは「私にとって太陽のような存在」だとし、2頭の笑顔を見ているとどんな悩みも吹き飛んでしまうと語り、「感謝してもしきれない」と涙ぐんだ。
リーリーとシンシンは2011年に上野動物園にやってきた。当初は2026年2月まで上野動物園で飼育管理される予定だったが、19歳ということもあり、健康面の懸念から、日中両国の関係者は、今のうちに帰国するのが望ましいとの点で合意に至った。
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