【AFP=時事】ネパール内務省は29日、モンスーン(雨期)の豪雨による洪水の死者は全国で少なくとも170人、行方不明者は42人に上ると発表した。
ネパールでは27日から豪雨が続き、29日には首都カトマンズ市内を流れる複数の川で急激な増水が報告され、全地区が浸水被害を受けた。首都と他地域を結ぶ幹線道路にも各所で被害が出た。
内務省の報道官はAFPに対し、幹線道路のがれきを重機で撤去し、復旧作業を進めていると明らかにした。
警察によれば、カトマンズ南部の幹線道路では3台の車が土砂にのみ込まれ、少なくとも35人が生き埋めになり死亡した。
29日、カトマンズ市内の河岸にあるスラムに避難先から戻ってきた男性は、「家の中に土砂が流れ込み、ドアも開かない」とし、「きのうは水に流されて死ぬかもしれないと思ったが、きょうは掃除する水もない」と、途方に暮れていた。
【翻訳編集】AFPBB News
ネパールでは27日から豪雨が続き、29日には首都カトマンズ市内を流れる複数の川で急激な増水が報告され、全地区が浸水被害を受けた。首都と他地域を結ぶ幹線道路にも各所で被害が出た。
内務省の報道官はAFPに対し、幹線道路のがれきを重機で撤去し、復旧作業を進めていると明らかにした。
警察によれば、カトマンズ南部の幹線道路では3台の車が土砂にのみ込まれ、少なくとも35人が生き埋めになり死亡した。
29日、カトマンズ市内の河岸にあるスラムに避難先から戻ってきた男性は、「家の中に土砂が流れ込み、ドアも開かない」とし、「きのうは水に流されて死ぬかもしれないと思ったが、きょうは掃除する水もない」と、途方に暮れていた。
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