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24連敗から脱出の張帥、中国OPでの快進撃はベスト8止まり

AFPBB News 2024年10月4日 9時19分

【AFP=時事】テニス、中国オープン(China Open 2024)は3日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング595位の張帥(Zhang Shuai、中国)は1-6、6-7(4-7)で大会第15シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)に敗れ、今大会での快進撃に終止符が打たれた。


 35歳の張は、ツアーレベルで24連敗を喫して1968年のオープン化以降では史上2番目に長い600日以上も白星から遠ざかっていた中でWTA 1000の今大会に臨み、話題の一つとなっていた。そして母国ファンの前で4連勝を飾り、大会史上最も低い世界ランキングでベスト8入りを果たす見事な復活劇をみせたが、この日は元世界2位の実力者であるバドサの前にあと一歩及ばなかった。


 四大大会(グランドスラム)で2度の8強入りを誇りながらも、近年けがに悩まされ続けていた張は、バドサを含む選手仲間から諦めないよう励まされていた中で、「以前はもっとダブルスに集中してプレーする計画だった」としつつ、「だけど今はその計画を変える必要があると思う。パウラは私にプレーすべきだ、引退するなと言った」と明かした。


 元世界トップ25位で、最新の世界ランキングでは200位内に急上昇するとみられる張はまた、「来年はダブルスと同様に、シングルスでもできるだけ多くプレーするよう励んでいく」と付け加えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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