【AFP＝時事】男子テニス、上海マスターズ（2024 Shanghai Rolex Masters）は4日、シングルス2回戦が行われ、錦織圭（Kei Nishikori）は6‐7（5‐8）、4‐6で大会第10シードのステファノス・チチパス（Stefanos Tsitsipas、ギリシャ）との接戦を落とした。
均衡した第1セットはどちらが奪うか分からない緊迫したタイブレークで決着。迎えた第2セットでは、ここ数シーズンけがに悩まされていた34歳の錦織がメディカルタイムアウトを取った。観客からの声援を受けたものの錦織は勢いを取り戻せず、最後の5ゲーム中4ゲームをチチパスに奪われた。
8月のナショナルバンク・オープン（National Bank Open 2024）で錦織に衝撃の敗戦を喫していたチチパスは、自身の「見事な闘争心」に満足しているとコメント。かつては世界ランク3位だったものの、現在はトップ10からも転落して12位につけているチチパスは、「（タイブレークで）勝てたこと、逆転で第1セット勝てたことが重要だった。乗り越えられてよかった。新しい心構えで再スタートできた気分で、少し自信になった」と振り返った。
第5シードのダニール・メドベージェフ（Daniil Medvedev）は両セットともにリードを奪われる中、7‐5、7‐5でチアゴ・ザイブチ・ビウチ（Thiago Seyboth Wild、ブラジル）を下し、3回戦進出を決めた。
過去1度あった2023年全仏オープンテニス（French Open 2023）での対戦では、当時世界2位だったメドベージェフが予選勝者のビウチに初戦で敗れていた。
この日も相手を楽にさせなかったビウチは第1セットと第2セットでともにリードを奪ったが、メドベージェフは粘り強く戦って差を縮め、勝利を挙げた。
一方でこの日は、世界9位のキャスパー・ルード（Casper Ruud、ノルウェー）が同91位のアレクサンダー・ブキッチ（Aleksandar Vukic、オーストラリア）に4‐6、4‐6で敗れるという波乱もあった。ルードは木下グループジャパンオープン（Kinoshita Group Japan Open Tennis Championships 2024）に続いて、早期敗退となった。
【翻訳編集】AFPBB News
均衡した第1セットはどちらが奪うか分からない緊迫したタイブレークで決着。迎えた第2セットでは、ここ数シーズンけがに悩まされていた34歳の錦織がメディカルタイムアウトを取った。観客からの声援を受けたものの錦織は勢いを取り戻せず、最後の5ゲーム中4ゲームをチチパスに奪われた。
8月のナショナルバンク・オープン（National Bank Open 2024）で錦織に衝撃の敗戦を喫していたチチパスは、自身の「見事な闘争心」に満足しているとコメント。かつては世界ランク3位だったものの、現在はトップ10からも転落して12位につけているチチパスは、「（タイブレークで）勝てたこと、逆転で第1セット勝てたことが重要だった。乗り越えられてよかった。新しい心構えで再スタートできた気分で、少し自信になった」と振り返った。
第5シードのダニール・メドベージェフ（Daniil Medvedev）は両セットともにリードを奪われる中、7‐5、7‐5でチアゴ・ザイブチ・ビウチ（Thiago Seyboth Wild、ブラジル）を下し、3回戦進出を決めた。
過去1度あった2023年全仏オープンテニス（French Open 2023）での対戦では、当時世界2位だったメドベージェフが予選勝者のビウチに初戦で敗れていた。
この日も相手を楽にさせなかったビウチは第1セットと第2セットでともにリードを奪ったが、メドベージェフは粘り強く戦って差を縮め、勝利を挙げた。
一方でこの日は、世界9位のキャスパー・ルード（Casper Ruud、ノルウェー）が同91位のアレクサンダー・ブキッチ（Aleksandar Vukic、オーストラリア）に4‐6、4‐6で敗れるという波乱もあった。ルードは木下グループジャパンオープン（Kinoshita Group Japan Open Tennis Championships 2024）に続いて、早期敗退となった。
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