【AFP=時事】男子テニス、上海マスターズ(2024 Shanghai Rolex Masters)は5日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)はダニエル太郎(Taro Daniel)を6‐1、6‐4で退けて3回戦に進出した。
シナーは、3月のドーピング検査で禁止物質の陽性反応が出ながらもテニスの不正監視団体ITIAが不正はなかったとの判断を受けていたが、これに対して世界反ドーピング機関(WADA)が先日控訴したため、「心地よい」状況ではないと前日の会見で述べていた。また、2日には中国オープン(China Open 2024)決勝でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れ、ここまでのマッチ連勝記録も途絶えていた。
それでも疲労感を見せることのなかったシナーは、ダニエル相手に全く動揺したそぶりもなかった。第2セットではリードを奪った後、いったんダニエルに追い上げられたものの、シナーは平静を保ってストレートで勝利を飾った。
試合後にシナーは「昨日は1回しか練習しなかったけれど、コート上ではとても快適だった」「今日のパフォーマンスは自分にとって大きい」と振り返った。
【翻訳編集】AFPBB News
シナーは、3月のドーピング検査で禁止物質の陽性反応が出ながらもテニスの不正監視団体ITIAが不正はなかったとの判断を受けていたが、これに対して世界反ドーピング機関(WADA)が先日控訴したため、「心地よい」状況ではないと前日の会見で述べていた。また、2日には中国オープン(China Open 2024)決勝でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れ、ここまでのマッチ連勝記録も途絶えていた。
それでも疲労感を見せることのなかったシナーは、ダニエル相手に全く動揺したそぶりもなかった。第2セットではリードを奪った後、いったんダニエルに追い上げられたものの、シナーは平静を保ってストレートで勝利を飾った。
試合後にシナーは「昨日は1回しか練習しなかったけれど、コート上ではとても快適だった」「今日のパフォーマンスは自分にとって大きい」と振り返った。
【翻訳編集】AFPBB News