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ユーベ指揮官、出場停止短縮ポグバの今後に口閉ざす

AFPBB News 2024年10月6日 14時50分

【AFP=時事】サッカーイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)を率いるティアゴ・モッタ(Thiago Motta)監督が5日、ドーピング違反による出場停止期間が短縮されたポール・ポグバ(Paul Pogba)の今後について口を閉ざした。


 元フランス代表で、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)の優勝メンバーの一員でもあるポグバは、ドーピング違反により4年の出場停止処分を科されていたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が4日にこれを1年6か月に短縮する裁定を出したため、来年3月11日には公式戦に復帰できる。


 しかしイタリアメディアの報道によれば、クラブは2026年6月まで契約を残し、年間最大1000万ユーロ(約16億3300万円)を支払っているとされるポグバとの契約を打ち切ることを模索する可能性があるという。


 モッタ監督はカリアリ(Cagliari Calcio)戦を翌日に控えたこの日、報道陣に対して「クラブが状況を精査し、必要があれば判断を下すだろう。ポールは素晴らしい選手だったが、もう長い期間プレーしていない」とだけコメントした。クラブもポグバについてはコメントを避けている。


 ポグバは昨年8月のリーグ開幕戦の後にテストステロンに陽性反応を示し、同年9月上旬のエンポリ(Empoli)戦を最後にユベントスでプレーしていない。


 その後、ポグバ不在の中でリーグ3位でシーズンを終えたクラブは、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督からモッタ監督へと指揮官を交代し、チーム再建の一環で新戦力を多く獲得。夏の移籍市場で積極的に動き、1億2000万ユーロ(約196億円)を投じてトゥーン・コープマイネルス(Teun Koopmeiners)、ドウグラス・ルイス(Douglas Luiz)、ケフラン・テュラム(Khephren Thuram)らを迎え入れた。

【翻訳編集】AFPBB News

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