【AFP=時事】国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は8日、欧州各地で殺害されたか、不審死を遂げた状態などで見つかった女性46人の遺体の身元特定を目指すキャンペーンを立ち上げた。中には数十年前の未解決事件も含まれる。
キャンペーンの下敷きとなったのは、ICPOが昨年、22人の女性の遺体の身元を明らかにするために行った「アイデンティファイ・ミー」という呼び掛けだ。機密情報を公開したことで捜査が進展し、市民から約1800件の情報が寄せられた。
昨年11月には、31年前にベルギーの川で殺害された状態で発見された女性の遺体が英国人のリタ・ロバーツ(Rita Roberts)さんと判明する大きな成果にもつながった。
この取り組みは拡大され、ベルギー、ドイツ、オランダの未解決事件や、新たに参画したフランス、イタリア、スペインの原因不明の死亡事例も対象とされている。
ICPOは、身元不明の女性たちの顔の画像や、遺体が見つかった場所で発見された宝飾品類や衣類などの画像を公開。
ユルゲン・ストック(Jurgen Stock)事務総長は「どんなにささいな情報でも、未解決事件の解明に役立つ可能性がある」と情報提供を呼び掛けた。
【翻訳編集】AFPBB News
キャンペーンの下敷きとなったのは、ICPOが昨年、22人の女性の遺体の身元を明らかにするために行った「アイデンティファイ・ミー」という呼び掛けだ。機密情報を公開したことで捜査が進展し、市民から約1800件の情報が寄せられた。
昨年11月には、31年前にベルギーの川で殺害された状態で発見された女性の遺体が英国人のリタ・ロバーツ(Rita Roberts)さんと判明する大きな成果にもつながった。
この取り組みは拡大され、ベルギー、ドイツ、オランダの未解決事件や、新たに参画したフランス、イタリア、スペインの原因不明の死亡事例も対象とされている。
ICPOは、身元不明の女性たちの顔の画像や、遺体が見つかった場所で発見された宝飾品類や衣類などの画像を公開。
ユルゲン・ストック(Jurgen Stock)事務総長は「どんなにささいな情報でも、未解決事件の解明に役立つ可能性がある」と情報提供を呼び掛けた。
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