メッツがリーグ優勝決定S進出 リンドーアが勝負決める満塁弾

【AFP＝時事】24MLBは9日、ナ・リーグの地区シリーズ（NLDS、5回戦制）第4戦が行われ、ニューヨーク・メッツ（New York Mets）はフランシスコ・リンドーア（Francisco Lindor）の満塁本塁打が飛び出し、4‐1でフィラデルフィア・フィリーズ（Philadelphia Phillies）を下してリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。


　メッツは、トレードマークとなった逆転劇で本拠地シティ・フィールド（Citi Field）を沸かせ、3勝1敗で勝ち抜けを決めた。


　フィリーズ先発のレンジャー・スアレス（Ranger Suarez）を相手に1回と2回に満塁のチャンスをつかみながらも5回まで得点を挙げられなかったメッツだったが、1点リードを許して迎えた6回、満塁の場面でリンドーアがリリーフ投手カルロス・エステベス（Carlos Estevez）の99マイル（約159キロ）の速球をたたき、中堅への121メートルの一発を放った。


　メッツの選手がポストシーズンにグランドスラムを放ったのは、エドガルド・アルフォンゾ（Edgardo Alfonzo）以来2人目で、チームの地区シリーズ突破は9年ぶりとなった。


　リーグ優勝決定シリーズでは、ロサンゼルス・ドジャース（Los Angeles Dodgers）とサンディエゴ・パドレス（San Diego Padres）の勝者と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News