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ロバーツ監督、パドレスへの雪辱に安堵 選手への信頼も口に

AFPBB News 2024年10月13日 12時28分

【AFP=時事】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督が12日、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)とのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦を前に会見し、地区シリーズ突破で雪辱を果たせたことを喜びつつ、逆境を乗り越えてきた選手への信頼を口にした。


 ドジャースは過去2シーズン連続で地区シリーズで敗退し、そのうち2022年の相手は今年も当たったサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)だった。今季の地区シリーズもパドレスに先に王手をかけられたが、9日の第4戦と11日の第5戦に連勝して逆転突破を果たした。


 ロバーツ監督は「安心したよ。雪辱を果たせた」と話し、「彼らを倒したかった。みんな何がなんでも勝ちたいと思っていた」と明かした。その一方で「仕事はまだ終わっていない。これからも集中力と熱意を保つし、あと8試合勝つことに期待してほしい」ともコメントし、「メッツも素晴らしいベースボールをしているが、こちらも準備はできている」と意気込んだ。


 ドジャースとメッツがポストシーズンで顔を合わせるのは、2015年の地区シリーズ以来9年ぶりで、そのときはメッツが3勝2敗で勝ち上がった。今季のレギュラーシーズンでは6試合対戦。4月の1回目の3連戦ではメッツが2勝1敗で勝ち越し、5月のシリーズではドジャースが3連勝を飾った。


 さらに今季のドジャースは、負傷者が続出しながらリーグ最多のレギュラーシーズン98勝を挙げる反発力を見せている。ロバーツ監督も「これほどの逆境は経験がない」と認めつつ、「それでも、われわれは一度たりとも言い訳をしなかったし、10月に11試合勝つなんて無理だと逃げ道を用意したりしなかった」と続けた。


「今のメンバーほど信じられる選手たちはいない。本当にそう思う」

【翻訳編集】AFPBB News

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