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ポチェッティーノ新体制の米国 パナマ下し白星スタート

AFPBB News 2024年10月13日 15時29分

【AFP=時事】サッカー国際親善試合は12日、各地で行われ、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が就任した米国はパナマに2-0で勝利し、新指揮官の下での白星スタートを切った。


 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やチェルシー(Chelsea)、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)などを率いたポチェッティーノ氏は、9月に米国代表の監督に就任。カナダ、メキシコとの共催となるW杯北中米大会(2026 World Cup)で開催国を率いる予定となっている。


 米国代表はここ7戦でわずか1勝しか挙げられず、ポチェッティーノ監督には選手と一緒に過ごす時間は5日間しかなかったが、それでもチームにはすでに新指揮官の色が表れていた。


 まずは50分、クリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)がブレンデン・アーロンソン(Brenden Aaronson)との巧みなワンツーで抜け出し、タッチライン際からクロスを上げると、これにイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)でチームメートのユヌス・ムサ(Yunus Musah)がうまく合わせて先制した。


 後半アディショナルタイム終了間際には、交代出場のハジ・ライト(Haji Wright)が左サイドを突破して低い折り返しを入れると、同じく交代出場のリカルド・ペピ(Ricardo Pepi)が追加点を決め、試合を決定づけた。


 ポチェッティーノ監督は「すごく気持ちがいい。われわれにとっては本当に難しい試合だった」と振り返り、「少しずつ構築していっている。目標は2026年だが、満足している。手堅く、非常にプロフェッショナルな内容を見せられたし、とてもうまく戦った。それでもまだ改善の第一歩にすぎない」と続けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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