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ナイジェリアがリビア戦拒否 「非人道的な扱い」主張 サッカー

AFPBB News 2024年10月15日 15時47分

【AFP=時事】ナイジェリアサッカー協会(NFF)は14日、同国代表チームがアフリカネーションズカップ(Africa Cup of Nations 2025)予選の遠征地リビアで「非人道的な扱い」を受けたとして、試合を拒否した。


 ナイジェリアはホームで行われた11日のリビア戦に1-0で勝利し、15日に今度はアウェーで再び同国と対戦する予定だったが、会場のベンガジ(Benghazi)から225キロ離れたところにある空港で足止めを食らった。


 ナイジェリアの主将ビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)は、X(旧ツイッター)への投稿で、「空港で13時間近く足止めされている。食べ物はおろか、Wi-Fiも寝る場所もない。アフリカよ、自分たちはもっとやれるはずだ」とつづり、「(状況に)怖くなってきた」と付け加えた。


 アフリカの元年間最優秀選手で、チームに同行していたビクター・イクペバ(Victor Ikpeba)氏は、AFPの取材で「リビアは国際サッカー界から資格停止処分を科されるべきだ」と主張した。


 NFFは代表チームが帰国したと発表している。すでにアフリカサッカー連盟(CAF)にも正式な抗議を行い、CAFの懲戒委員会が調査を始めている。


 一方、リビアサッカー連盟(LFF)は、ナイジェリアに「最大の敬意」を払ったとし、「不正行為や妨害行為を示唆するいかなる主張も断固として否定する」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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