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トゥヘル氏がイングランド新監督に就任へ 報道

AFPBB News 2024年10月16日 10時33分

【AFP=時事】サッカーイングランド代表の新監督にトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏(51)が就任すると、英国とドイツのメディアが15日に報じた。


 英国のタイムズ紙とスカイ・スポーツ、BBC、さらに独紙ビルトは、トゥヘル氏がギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)前監督の正式な後任に就くと報じた。スカイは2025年1月から2026年W杯北中米大会(2026 World Cup)までの1年半の契約になると伝えている。


 イングランドサッカー協会(FA)は報道に対してコメントはしていないが、マーク・ブリンガム(Mark Bullingham)最高経営責任者(CEO)がウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で16日に最新情報を伝えると話しており、そこで正式な発表があると予想されている。


 ドイツ出身のトゥヘル氏が就任すれば、イングランド代表ではスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)氏、ファビオ・カペッロ(Fabio Capello)氏に続く3人目の外国人監督となる。


 トゥヘル氏は昨季限りでドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の監督を退任し、その後は無所属だった。


 過去にはフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)とバイエルンでリーグ優勝、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でドイツカップ(German Cup 2016-17)のタイトルを獲得したが、最大の成功を収めたのはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で、就任から数か月で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)を制覇し、さらに欧州スーパーカップ(UEFA Super Cup 2021)とクラブW杯(2021 FIFA Club World Cup)も優勝した。


 イングランド代表は、欧州選手権(UEFA Euro 2024)決勝で敗れた後にサウスゲイト監督が退任し、8月からリー・カーズリー(Lee Carsley)氏が暫定指揮官を務めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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