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北朝鮮の金正恩氏、道路爆破で「南との悪縁」断ち切った

AFPBB News 2024年10月18日 15時3分

【AFP=時事】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は18日、最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が韓国を「敵対国家」と呼び、韓国につながる道路を今週爆破したことについて「南との悪縁を断ち切った」と述べたと伝えた。


 金氏は17日、朝鮮人民軍第2軍団指揮部を視察。軍司令官らとの会談の中で「ROK(大韓民国)は外国であり、明らかに敵対国家だという厳然たる事実を、わが軍は改めて心に刻むべきだ」と強調した。


 また、南北間の道路および鉄道の爆破について「物理的な断絶を意味するだけでなく、世紀を超えて執拗(しつよう)に続いてきたソウル(韓国)との悪縁を断ち切り、(南北)統一という不合理な考えを払拭(ふっしょく)するものだ」と述べたという。


 今年1月に金氏が韓国を「主敵」と定義し、南北統一にはもはや関心がないと述べて以来、両国関係は悪化している。


 KCNAは17日、北朝鮮が憲法を改正し、韓国を「敵対」国家と定義していると伝えた。金氏が今年に入って指示した改憲について初めて認めた形だ。

【翻訳編集】AFPBB News

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