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五輪4冠のマルシャン 復帰戦でW杯100m個人メドレー制す

AFPBB News 2024年10月19日 14時55分

【AFP=時事】競泳ワールドカップ(World Aquatics Swimming World Cup 2024)第1戦の中国・上海大会は18日、男子100メートル個人メドレー決勝が行われ、パリ五輪で計4個の金メダルに輝いたレオン・マルシャン(Leon Marchand、フランス)が50秒65で優勝した。


 22歳のマルシャンはノイ・ポンティ(Noe Ponti、スイス)をわずか0秒01差で抑え、勝利を手にした。競技に臨むのは、200メートルバタフライ、200メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーの4冠を達成して大会の顔となったパリ五輪以来となる。


 米国のレジェンド、マイケル・フェルプス(Michael Phelps)と肩を並べる競泳界のエリート選手となったマルシャンは、AFPの取材でパリ五輪後は数週間の休暇を取っていたと明かし、「今はとにかく、以前のトレーニングを再開しているところだ」「多くの結果は期待していない。ただ楽しんで、自分の本来の基準を取り戻すことを目指している」と語った。


 この日行われた予選でレーンに登場する際、マルシャンは米国の強豪選手ケーレブ・ドレッセル(Caeleb Dressel)の名前が書かれたキャップを着用して観客を驚かせた。通算9個の五輪金メダルに輝くドレッセルは、今大会に出場していない。


 パリ五輪でドレッセルとキャップを交換していたというマルシャンは、「ドレッセルは水泳界で自分が尊敬する人物で、水泳でのキャリアや人生においても本当に助けになっているので、けさこのキャップをかぶることができて本当に誇らしい」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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