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インド航空各社に爆破予告 今月90件以上

AFPBB News 2024年10月21日 16時52分

【AFP=時事】インドの複数の航空会社が今月に入り、これまでに90件以上の偽の爆破予告を受けたと現地メディアが20日に報じた。


 すべてのフライトは無事運航を終えたが、一連の脅迫によりカナダやドイツへの迂回が発生。英国やシンガポール上空では戦闘機が旅客機を護衛する事態となった。


 インド政府と民間航空当局は「極めて厳格な措置」を講じると警告している。


  現地主要紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)などによると、今月13日以降、国内外のフライトに対し、70件以上の悪質な脅迫があった。19日だけで少なくとも30件、20日にはさらに20件以上の脅迫が異なる航空会社に対して行われた。


 インドで少なくとも1人の未成年者が逮捕されたが、脅迫は続いている。


 インディアン・エクスプレス(Indian Express)紙によると、X(旧ツイッター)の匿名のアカウントに19日と20日、少なくとも40便に対する爆破予告が投稿された。その後、このアカウントは停止されたという。この脅迫の相手には、インド以外に米国やニュージーランドの航空会社も含まれていた。


 同紙によると、投稿はどれも同じ文面で「機内に爆弾が仕掛けられている。誰も生きて出ることはできない。急いで避難しろ」というものだった。

【翻訳編集】AFPBB News

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