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ヤンキースとドジャースがWSで激突へ 43年ぶり名門対決に注目

AFPBB News 2024年10月22日 14時48分

【AFP=時事】米大リーグ(MLB)の名門で、最も歴史と伝統のあるニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)とロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が、ワールドシリーズ(25日開幕)の舞台で1981年以来43年ぶりに激突する。


 ワールドシリーズに進出するのは、ヤンキースが優勝した2009年以来通算41回目、ドジャースは2020年以来通算22回目となる。


 両球団は互いに全米最大の都市を拠点とする屈指の人気チームで、ヤンキースはアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)、ドジャースは大谷翔平(Shohei Ohtani)というスター選手を擁している。


 米国でのテレビ視聴率は急上昇しており、日本でも自身初のプレーオフに臨む大谷の一挙手一投足に注目が集まり、その数字がさらに伸びている。


 観戦チケットのリセール市場では、ドジャースのホームで行われる第1戦の入場券が最低1131ドル(約17万円)から販売されており、ダッグアウト付近の最前列では3万ドル(約450万円)以上の高値が付いている。


 今季ドジャースに加入するまで、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)での6シーズンでは一度もポストシーズン進出がなかった大谷は、「やっと来たなというか、ここまでも苦しい試合も多かったですし、全員で本当につかみ取った、そういう素晴らしいゲームが多かったなと思います」と心境を語った。


 ナ・リーグ優勝決定シリーズで最優秀選手(MVP)に選出されたドジャースのトミー・エドマン(Tommy Edman)は、「ワールドシリーズでプレーすることを子どもの頃から常に夢見てきた。本当に信じられない」とコメントした。


 両チームがワールドシリーズで激突するのは、最多の通算12回目となる。これまではヤンキースが8勝3敗で勝ち越しているが、直近の1981年はドジャースが勝利している。

【翻訳編集】AFPBB News

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