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ヤンキース主将ジャッジ 「最高の選手」大谷との対戦「楽しみ」

AFPBB News 2024年10月25日 15時32分

【AFP=時事】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の主将アーロン・ジャッジ(Aaron Judge)は24日、ワールドシリーズ(7回戦制)でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)と「最高の選手」大谷翔平(Shohei Ohtani)と対戦して、自身の力を試すことを楽しみにしていると語った。


 MLBの名門同士が激突する今年のワールドシリーズは、25日にドジャースの本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)で開幕する。中でもメジャーを代表する本塁打製造機のジャッジは、両球団が誇るスーパースター軍団の一人として活躍が期待される。


 しかし、今季のレギュラーシーズンで両リーグ最多58本の本塁打を放ったジャッジからしても、史上初の1シーズン50本塁打50盗塁を達成した大谷は、今回のワールドシリーズでずらりと並んだ多くの逸材の中でも一つ飛び抜けた存在だという。


 ジャッジは大谷との対戦について、「試合で最高の選手と戦うときは、いつだって楽しい」とコメント。今季の大谷の活躍を目の当たりにし、「50-50クラブは、これまで誰も目撃したことがないし、まさに前代未聞だ」「聞いてくれ、自分はここに座って彼について一日中話すことができる。彼が野球界で達成できることは特別だ。だから、彼がやることを見るのはとにかく楽しみだし、楽しい対戦になるだろう」と続けた。


 大谷と同様にこれが自身初のワールドシリーズとなるジャッジにとって、球界屈指の伝統を誇る2チームによる通算12回目の同シリーズでの直接対決はこれ以上ない大舞台デビューとなる。


 ジャッジは「信じられない気持ちだ」「このような二つの歴史的球団が、再び対決する」と期待を口にしつつ、「過去の対戦でプレーした選手たちのリストを見比べてみても、とにかくすごい。この中の一員になれる機会を楽しみにしている。だけど、やるべき仕事もある」と話した。


 また、今シリーズが単なる自分と大谷の一騎打ちになるとは認識しておらず、ドジャース打線には元シーズン最優秀選手(MVP)のムーキー・ベッツ(Mookie Betts)とフレディ・フリーマン(Freddie Freeman)、ヤンキースにはスター選手のジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)がいることに言及し、「ショーヘイや自分のことばかり話題になるけれど、相手打線の1番、2番、3番にはMVPが並んでいる」「それに、こっちの打線に並んでいる選手たちも本当にすごい」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

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