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ザウバー残留不透明のボッタス、控えでのメルセデス復帰も選択肢

AFPBB News 2024年10月25日 16時21分

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するザウバー(Sauber)のベテランドライバー、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)は24日、チームに残留できなければ来季はリザーブドライバーとしてメルセデスAMG(Mercedes AMG)に復帰することも検討していると認めた。


 今季第20戦メキシコシティGP(Mexico City Grand Prix 2024)を控え、35歳のボッタスはサーキットのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス(Autodromo Hermanos Rodriguez)で取材に応じ、通算7度の選手権制覇を誇るルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と一緒に5シーズンを過ごして好成績を記録した古巣メルセデスへの復帰を考えていると述べたが、それは他の選択肢が消滅したときのみだと明かした。


 独自動車大手アウディ(Audi)による買収が決まったザウバーは、新しいチーム代表にマッティア・ビノット(Mattia Binotto)氏が就任。ボッタスは現在、来季は誰がニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)のチームメートになるのか同氏の判断を待っており、「自分の優先事項は、レースドライバーとして残ることだ」「それが望みであり、マッティアとその話を進めている」と述べた。


 その一方で、「だが、何も契約していないし、今は10月だから、メルセデスファミリーに戻ることも含めて、あらゆる選択肢を検討する必要がある」とし、「それも一つの選択肢であり、検討していくつもりだ。他のオプションもあるが、自分はレースドライバーとしてF1に残ることが主な希望だ」と語った。


 ザウバーのシートを争うライバルには、ウィリアムズ(Williams)の新星フランコ・コラピント(Franco Colapinto)と、マクラーレン(McLaren)の育成ドライバーでフォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)で現在総合トップに立つガブリエル・ボルトレト(Gabriel Bortoleto)らがいる。


 ボッタスはF1でこれまで241レースに出走して通算10勝、ポールポジションを20回獲得している。

【翻訳編集】AFPBB News

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