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米マクドナルド大腸菌集団感染、患者75人に

AFPBB News 2024年10月26日 9時43分

【AFP=時事】米食品医薬品局(FDA)および米疾病対策センター(CDC)は25日、ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)のハンバーガー「クォーターパウンダー」に関連した大腸菌の集団感染で、これまでに確認された体調不良者は西部を中心に75人に拡大していると発表した。


 これまでに22人が入院。コロラド州では高齢者1人が死亡したが、新たな死亡者は報告されていない。この他、子ども1人と成人1人が腎臓の血管が損傷を受ける溶血性尿毒症症候群を発症している。


 汚染源となる食材は特定できていないが、スライスオニオンか牛肉のパティが原因とみて調査が進められている。被害が出た地域の供給業者テイラー・ファームズ(Taylor Farms)はスライスオニオンの自主回収を行っている。


 また、コロラド州とネブラスカ州それぞれの消費者を代表して二つの法律事務所が損害賠償を求めて提訴している。原告1人当たりの請求額は5万ドル(約760万円)以上とされ、弁護士のロン・サイモン(Ron Simon)氏はAFPに対し、計25人が損害賠償を起こしていると明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News

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