マンチーニ監督退任のサウジ代表、元指揮官ルナール氏と復帰交渉

【AFP＝時事】サッカーサウジアラビア代表の元指揮官エルベ・ルナール（Herve Renard）氏が電撃復帰に向けて交渉中であると、同国サッカー連盟（SAFF）に近い情報筋が25日、AFPの取材に明かした。


　サウジアラビア代表はこの前日、成績不振のためロベルト・マンチーニ（Roberto Mancini）監督との契約を解除していた。


　情報筋は、「契約の手続きを最終的かつ正式に完了した後、近日中に発表される予定」だと話している。


　ルナール氏はサウジアラビア代表を率い、2022年W杯カタール大会（2022 World Cup）では最終的に優勝したアルゼンチンから金星を挙げたが、昨年3月に女子フランス代表監督に就任するため退任していた。女子フランスを率いて臨んだパリ五輪では準々決勝でブラジルに敗れ、その後同職を退任していた。


　ルナール氏の後任として指揮官を務めていたマンチーニ前監督は、2026年W杯北中米大会（2026 World Cup）のアジア最終予選でホームの日本戦に敗れた後、湾岸地域のライバルであるバーレーン戦でも引き分け、わずか1年2か月での退任となっていた。

【翻訳編集】AFPBB News