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イスラエル軍戦車部隊、レバノン南部で進軍

AFPBB News 2024年10月30日 9時21分

【AFP=時事】レバノンの国営通信社NNAが29日伝えたところによると、同国南部の集落ヒアム(Khiam)の外れにイスラエル軍の戦車部隊が侵入した。同軍がレバノンでの地上作戦を先月開始して以来、地上部隊を最も領内深くまで進めた形だ。


 ヒアムはイスラエルとの国境から約6キロの地点にある。NNAは、「イスラエル占領軍の戦車多数」がヒアムの東の外れに到達したと報じている。


 イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)は、イスラエル軍の戦車2両を誘導ミサイルで撃破したほか、ヒアムの南と南西のイスラエル軍部隊を標的にロケット弾などで攻撃したとしている。


 NNAによれば、イスラエル軍は29日のうちにヒアムに対し連続で空爆を行い、重火器も投入して大規模な掃討作戦を開始した。


 イスラエル軍は1978~2000年にレバノン南部を占領下に置いていた。当時ヒアムには、イスラエルの代理民兵組織「南レバノン軍」が運営する悪名高い収容施設が設置されていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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