【AFP＝時事】欧州連合（EU）が中国から輸入する電気自動車（EV）に追加関税を適用すると決定した措置を受け、中国は30日、世界貿易機関（WTO）に提訴した。
EUは29日、中国メーカーが政府補助金を通じて欧州メーカーよりも安い価格で輸出していることが調査で判明したのを受け、最大で約35％の追加関税の導入を決定した。ただし、ドイツとハンガリーは、中国の反発を招き、激しい貿易戦争に発展することを懸念して反対している。
中国側は30日朝、追加関税に「同意も容認もできない」と反発。WTOの紛争解決制度に基づき提訴した。商務省は「中国企業の正当な権利と利益を断固として守るため、必要なあらゆる措置を講じる」としている。
【翻訳編集】AFPBB News
EUは29日、中国メーカーが政府補助金を通じて欧州メーカーよりも安い価格で輸出していることが調査で判明したのを受け、最大で約35％の追加関税の導入を決定した。ただし、ドイツとハンガリーは、中国の反発を招き、激しい貿易戦争に発展することを懸念して反対している。
中国側は30日朝、追加関税に「同意も容認もできない」と反発。WTOの紛争解決制度に基づき提訴した。商務省は「中国企業の正当な権利と利益を断固として守るため、必要なあらゆる措置を講じる」としている。
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