【AFP=時事】フランスのパリ国立オペラ(Paris Opera)は10月31日、パリ・オペラ座とも呼ばれる歌劇場ガルニエ宮(Palais Garnier)が2年間の改修工事に伴い2027年半ばから休館すると発表した。
パリ建築の至宝の一つで約150年の歴史を持つガルニエ宮に続き、1989年に落成した歌劇場オペラ・バスチーユ(Opera Bastille)も改修工事のため2030年半ばから少なくとも2年間休館するとしている。
先週公表された報告書によれば、フランス会計検査院(Court of Accounts)は欧州のオペラ・バレエ界で最も象徴的な歌劇場の改修工事2件の費用について、少なくとも2億ユーロ(約330億円)と見積もっているが、「現在進行中の調査に基づき更新される」ともしている。
両歌劇場の改修工事についてパリ国立オペラは、舞台装置の近代化が必要だと説明している。
報告書では、両歌劇場の「老朽化」と「長年にわたる資金不足」の犠牲になっていたことが指摘された。
時期のずれた休館スケジュールは、パリ国立オペラが改修工事中も首都で一つの歌劇場を開けておくことを意味するが、工事の期間中、国内外の他の都市でも公演を行う見通し。
【翻訳編集】AFPBB News
パリ建築の至宝の一つで約150年の歴史を持つガルニエ宮に続き、1989年に落成した歌劇場オペラ・バスチーユ(Opera Bastille)も改修工事のため2030年半ばから少なくとも2年間休館するとしている。
先週公表された報告書によれば、フランス会計検査院(Court of Accounts)は欧州のオペラ・バレエ界で最も象徴的な歌劇場の改修工事2件の費用について、少なくとも2億ユーロ(約330億円)と見積もっているが、「現在進行中の調査に基づき更新される」ともしている。
両歌劇場の改修工事についてパリ国立オペラは、舞台装置の近代化が必要だと説明している。
報告書では、両歌劇場の「老朽化」と「長年にわたる資金不足」の犠牲になっていたことが指摘された。
時期のずれた休館スケジュールは、パリ国立オペラが改修工事中も首都で一つの歌劇場を開けておくことを意味するが、工事の期間中、国内外の他の都市でも公演を行う見通し。
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