【AFP=時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は5日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争をめぐる意見の相違から、ヨアブ・ガラント(Yoav Gallant)国防相を解任した。後任にはイスラエル・カッツ(Israel Katz)外相を任命した。イスラエルにとって最大の軍事支援国である米国の大統領選が投票日を迎える中での閣僚人事となった。
ガラント氏は、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)との戦闘では強硬姿勢を取る一方で、ガザに関しては、人質解放に向けた停戦合意に前向きな姿勢を示している。
昨年10月に越境攻撃を仕掛けてきたガザのイスラム組織ハマス(Hamas)に対する掃討作戦をめぐっては、ネタニヤフ氏とたびたび衝突してきた。
ネタニヤフ氏は首相府を通じて、「過去数か月間で信頼が失われた。そのためきょう、国防相の任期終了を決めた」との声明を出した。新外相にはギデオン・サール(Gideon Saar)無任所相が充てられる。
【翻訳編集】AFPBB News
ガラント氏は、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)との戦闘では強硬姿勢を取る一方で、ガザに関しては、人質解放に向けた停戦合意に前向きな姿勢を示している。
昨年10月に越境攻撃を仕掛けてきたガザのイスラム組織ハマス(Hamas)に対する掃討作戦をめぐっては、ネタニヤフ氏とたびたび衝突してきた。
ネタニヤフ氏は首相府を通じて、「過去数か月間で信頼が失われた。そのためきょう、国防相の任期終了を決めた」との声明を出した。新外相にはギデオン・サール(Gideon Saar)無任所相が充てられる。
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