【AFP=時事】24-25フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(NHK Trophy 2024)は8日、東京で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、北京冬季五輪銀メダリストの鍵山優真(Yuma Kagiyama)が105.70点で首位発進した。三浦佳生(Kao Miura)が自己ベストの102.96点で2位、壷井達也(Tatsuya Tsuboi)が85.02点で3位につけ、日本勢がトップ3を独占した。
鍵山は2022年北京五輪で優勝したネイサン・チェン(Nathan Chen、米国)に続く2位に入って以降はけがに苦しんでいたが、今季初のGPシリーズとなったこの日は全身黒の衣装を身にまとい、「サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)」に乗せてクリーンなルーティンを披露した。
演技後には母国のアイスリンクで本来の調子を取り戻した手応えを口にし、「会場に入ってからの練習は、(北京)オリンピックを思い出すような調子の良さでした。オリンピックも最初から最後まで調子よく滑れて、あのときの体の状態以上で臨めるのがうれしくて」「練習通り、最初から最後までできた」と振り返った。
一方、先月行われた第1戦のスケートアメリカ(Skate America 2024)で3位に入り、これが今季のGPシリーズ2戦目となる三浦も、ノーミスで演技を終了した後、発表されたスコアに歓喜の声を上げた。
練習から調子は良くなかったという三浦は、「練習が終わってホテルに戻って、そこでいったん切り替えられて、気持ちをリラックスさせたことが良かった」とコメント。9日のフリースケーティング(FS)で鍵山に追いつくチャンスについて聞かれると、「彼は別格なのでいったん置いておいて」「フリーも思い切って自信を持って滑って、ベストパフォーマンスを尽くしていけたら」と答えた。
【翻訳編集】AFPBB News
鍵山は2022年北京五輪で優勝したネイサン・チェン(Nathan Chen、米国)に続く2位に入って以降はけがに苦しんでいたが、今季初のGPシリーズとなったこの日は全身黒の衣装を身にまとい、「サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)」に乗せてクリーンなルーティンを披露した。
演技後には母国のアイスリンクで本来の調子を取り戻した手応えを口にし、「会場に入ってからの練習は、(北京)オリンピックを思い出すような調子の良さでした。オリンピックも最初から最後まで調子よく滑れて、あのときの体の状態以上で臨めるのがうれしくて」「練習通り、最初から最後までできた」と振り返った。
一方、先月行われた第1戦のスケートアメリカ(Skate America 2024)で3位に入り、これが今季のGPシリーズ2戦目となる三浦も、ノーミスで演技を終了した後、発表されたスコアに歓喜の声を上げた。
練習から調子は良くなかったという三浦は、「練習が終わってホテルに戻って、そこでいったん切り替えられて、気持ちをリラックスさせたことが良かった」とコメント。9日のフリースケーティング(FS)で鍵山に追いつくチャンスについて聞かれると、「彼は別格なのでいったん置いておいて」「フリーも思い切って自信を持って滑って、ベストパフォーマンスを尽くしていけたら」と答えた。
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