【AFP=時事】有害なスモッグに覆われたインドの首都ニューデリーで13日、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が、世界保健機関(WHO)が定める最大値の50倍以上を記録した。
世界の大気汚染を監視するウェブサイト「IQエア」によると、13日早朝には、ニューデリーの一部でPM2.5基準値が806マイクログラム以上を記録。WHOが推奨するPM2.5の1立方メートル当たりの1日平均最大値(15マイクログラム)の53倍以上に相当し、「危険」な汚染レベルに達した。
PM2.5は、肺から血管に入り込む発がん性物質として知られている。
毎年、特に10月中旬から少なくとも1月にかけて、約3000万人が暮らすニューデリーでは濃いスモッグが発生する。近隣地域の焼き畑の煙や工場のばい煙、車の排ガスなどが主な原因とされている。
しかし、今月のニューヨーク・タイムズ紙の報告によると、ニューデリーの埋め立て地に積み上げられたごみを焼却する発電プラントからも有害な煙が排出されていることが明らかになった。
【翻訳編集】AFPBB News
世界の大気汚染を監視するウェブサイト「IQエア」によると、13日早朝には、ニューデリーの一部でPM2.5基準値が806マイクログラム以上を記録。WHOが推奨するPM2.5の1立方メートル当たりの1日平均最大値(15マイクログラム)の53倍以上に相当し、「危険」な汚染レベルに達した。
PM2.5は、肺から血管に入り込む発がん性物質として知られている。
毎年、特に10月中旬から少なくとも1月にかけて、約3000万人が暮らすニューデリーでは濃いスモッグが発生する。近隣地域の焼き畑の煙や工場のばい煙、車の排ガスなどが主な原因とされている。
しかし、今月のニューヨーク・タイムズ紙の報告によると、ニューデリーの埋め立て地に積み上げられたごみを焼却する発電プラントからも有害な煙が排出されていることが明らかになった。
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